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フェーズドアレイ

ビーム走査

フェーズドアレイの用途の中でも重要なのは超音波ビームを動的に合成して見かけの探触子を作る機能です。その見かけの探触子は個々の振動子のビームが集まった全体の広がりの中のどんな角度にでも合成することができます。

フェーズドアレイでは、各振動子を順番に振動してある角度のビームを作ります。
角度の選択と設定はパソコンを利用して自動計算されます。そして繰り返しごとに異なった設定をすることも可能です。この効果を利用して被検材中をさまざまな角度で探傷することが可能となります。