フェーズドアレイ技術ではタンデム法をダイナミックスキャニングに使用できます。
そのためには1つのフェーズドアレイプローブを発信と受信のグループに分け、見せ掛けの探触子に定義し、検査エリアを走査します。
この方法は厚板の検査に利用可能です。
タンデム法の特殊用途として発電所等の厚い大きな容器の検査があります。
この用途の場合にはデータ記録の機能が特に重要となり、この機能に対応が可能です。
(タンデム法によるPhased Arrayの管材検査)
装置の仕様は個々の探傷条件に合わせカスタマイズが必要となります。高度な技術内容を伴うため、お客様と弊社との間での打ち合わせが必要です。
このような事前準備がしっかり行われていれば、フェーズドアレイ検査装置は従来不可能であった困難な検査課題を解決することが可能となるでしょう。