36.7~40.7kHzの間の超音波を検知し、それらを可聴音に変換することができます。超音波は、人間の可聴範囲(20kHz)を超えた超音波です。超音波を検知するには、SDT200のように超音波を受信し、それらを可聴音に変換する能力のある装置を使用する必要があります。
超音波漏れ試験器 SDT200 概要
SDT200は、ベルギーのSDT社で開発された超音波漏れ試験器です。さまざまな設備において発生する超音波や人為的に発生させた超音波を検知することにより、設備の異常や消耗状態、また製品の気密性を調べることができます。
特長
音量をdB表示
検知した超音波を可聴音として聞き取ることができるだけでなく、最大の強さを本体にdB表示します。これにより、受信している超音波の最大音量を数値化し、定量的な評価を行うことができます。
目的に応じたセンサを使用可能
超音波センサは、用途に応じて接触タイプ、可動タイプ、磁着タイプ等を取り揃えています。また、回転・温度の測定も行うことができます(オプション)。
送信器の使用による気密性の検査
密閉空間内に超音波送信器を置き、超音波を外部から検知します。開口部のシール不良や隔壁の亀裂等があると、超音波はその隙間を通って外部に漏れるため、その位置を調べることができます。
テスト原理
基本仕様
| センサタイプ | オープンタイプ超音波センサ |
|---|---|
| 受信中心周波数 | 40kHz、±1kHz |
| 帯域幅 | 2kHz (-6dB) |
| 指向角 | 55°(-6dB) |
| 重量 | 770g(バッテリ含む) |
|---|---|
| 寸法 | L226×W90×H40(mm) |
| 電流/容量 | 4.8V/4.4Ah |
| バッテリ | NiMH |
| 充電時間 | 6時間 |
| 動作時間 | 約8時間 |
| 表示部 | バックライト付LCD |
| データロガー | 4,000点 |
| 通信 | USBインターフェイス |
| 動作温度 | -15℃~60℃ |
| 重量 | 122g(電池含む) |
|---|---|
| 寸法 | L106xW45xH34(㎜) |
| 周波数 | 39.6kHzおよび39.9kHz(Bi-Sonic) |
| 発信器数 | 1 |
| 発信出力 | 85dB SPL/105dB SPL(Boost on/off) |
| 超音波分散角度 | 60° |
| 電源 | 単3電池2本 |
| 動作時間 | 約30時間(新品電池使用時) |
| IP(保護)等級 | 30 |
| 重量 | 700g(電池含む) |
|---|---|
| 寸法 | L150xW110xH85㎜(リフレクター含む) |
| 周波数 | 39.9kHzおよび40.1kHz(Bi-Sonic) |
| 発信器数 | 9 |
| 発信出力 | 84~113dB SPL(x9) |
| 超音波分散 | リフレクタによる拡散方式 |
| 電源 | 単3電池6本 |
| 動作時間 | 24時間(Level1)~5.5時間(Level6) |
| IP(保護)等級 | 30 |
適用例
トラックの中に超音波発信装置を置き、外部から超音波の漏れを検知。気密性を検査できます。
- トラックの荷台に超音波発信器を設置
- 超音波受信器をパッキンに沿うようにして動かし、中から発信されている超音波の漏れを受信
適用分野
- 【製品検査】圧力容器、自動車
