株式会社KJTD

フルデジタル超音波探傷映像化装置 SDSⅢシリーズ 概要

材料内部を破壊せず映像を記録する方法としては、X線探傷と超音波探傷とがあります。弊社では超音波探傷と映像処理装置とを組み合わせた超音波探傷装置を開発しています。

超音波探傷映像化装置による応用範囲は、半導体内部のクラック検出や接着と剥離の弁別、ファインセラミックス、複合材料などの新素材のボイド、デラミネーション検出、あるいは航空機に使用される加工部品の最終検査や異種金属との接合面の検査などと非常に広くまた成果をあげています。

SDSⅢシリーズは最新の超音波探傷技術と画像処理技術を結晶させた超音波探傷映像化装置です。KJTDが独自に開発した最新の広帯域超音探傷器HIS5 を搭載。Windowsによる画像解析により、さらに使いやすく進化しました。

探傷走査中は、リアルタイムでCスコープまたはB、Cスコープを表示し、走査終了後は独自の映像処理により解析、評価を行なうことができます。エコー高さ、ビーム路程表示に加え弊社独自のMURAI処理法にて、2値化、2色、16階調カラー表示または多彩な256階調カラーグラデーション表示でモニタ上に表示され、目的とする欠陥映像をより明確に得ることが可能です。

SDS

特長

豊富な走査パターン

SDSの6軸高精度スキャナは豊富な走査パターンを持ち、スタート、エンドの2点ティーチングにより走査条件が自動設定されます。

平面走査
平面走査
側面走査
側面走査
円筒走査
円筒走査
円錐走査
円錐走査
球面走査
球面走査
凹面走査
凹面走査

映像サンプル

ボイドと介在物
鋼材中のボイド(赤)と介在物(青)/80MHz

基本仕様

基本仕様
超音波探傷器 HIS5 MF パルサ出力 -200V (無負荷)
パルス立ち下がり時間 1.2ns以下
レシーバ帯域 1.0~150MHz
ゲイン調整範囲 0.0~75.0dB/0.25dB
ビーム路程計測 0~40.96 μsec
CPUコントロール イーサネット
スキャナ(6軸スキャナ標準仕様) 走査範囲(mm) X:500mm、Y:400mm、Z:300mm
R/ターンテーブルφ300
θ1/110°、θ2/±45°
走査速度 max. 300mm/sec.
走査ピッチ 0.01~9.99mm/sec. (X-Y-Z)
0.02~9.98°(R:ターンテーブル)
走査モード 平面、側面、斜面、R面(蒲鉾形)、円柱、球面、連続
その他 走査エリアティーチング、ジョグリモコン機能
スキャナ(6軸スキャナ標準仕様) データ収集点数 max. 200,000,000点(一回の走査収録)
データ保存 ①HDD ②DVD-RW ③USBポート
設定条件保存 HD(探傷器とスキャナ設定)他
画像処理ソフト

階調表示:

  • 2色間256階調(白黒含む1600万色中より任意選択)
  • カラー16階調、RYB256階調

エコー評価:

  • 音圧階調、深さ階調、MURAI階調

リアルタイム処理:

  • 平面像、断面像、透視像、立体像、ワイヤーフレーム精密探傷(ズームアップ探傷)、映像内測定、拡大、カーソル位置行き、面積率、設定表示、エコー高さ表示、エコー高さ透視、指定点データ読取り 他

LAN対応可能

適用分野

  • 【製品検査】自動車、航空機、電子部品、ターゲット材、新素材